冬は、枝のカタチを楽しむ時かもしれない。
秋におおかたの木の葉は落ちて、
季節のクライマックスのようの楽しみだった紅葉の葉も落ちてしまってから、
だいたい一カ月。
春や夏の繁りを想像し、今年は剪定してもらった。
枝を見せる木が多い中、冬に咲く花は、凛とした潔いものを感じる。
そして、明日にも消えそうな寒さなのに、翌日も安定して咲いてくれる。
足下に水仙、目線上に山茶花と椿の明るさたるや。
写真は、朝陽を浴びている椿と、
四月が待たれる、こぶし(マグノリア)の大木の枝。
この、春の予感。
2024-10-02
Garden